先日のエントリーでジューンベリーの実が色づいたらあらためて紹介する旨書かせていただきましたが、
パソコンの修理中に色づきました(笑)。
写真は撮っておきましたので、その前に撮っておいた花の写真とあわせてアップしておきます。
【ジューンベリー】
■バラ科 落葉高木
■用途:庭園樹木
■開花期:4月
■結実期:6月
■樹高:3〜8m
春に白い花、初夏には赤い実、夏の緑を経て、秋の紅葉、冬は落葉後の樹形を楽しむ。
1年を通して四季の変化が楽しめる、ちょっとぜいたくな木です。
株元から新しい枝が出やすいので株立ちに仕立てやすく、
柔らかなラインを描く枝と相まって洋風の庭造りに最近人気があります。
花は三重県では4月中旬、桜の花がちりはじめる頃に満開になります。
(上の写真は4/12に撮影)
10輪ほどの花がまとまり、ゴルフボールほど大きさの花のかたまりとなって木全体に咲きます。
同じバラ科のサクラとは、少し違った雰囲気が味わえます。
花が終わると葉が開き、すぐに小さな実を着けます。
名前の通り、ちょうど6月に入ると実が色づき始めます。
これがまたカワイイこと。
とても実付きがよく、木いっぱいに小さな赤い実を着けます。
もちろん食べられます。
酸味が少なく、やさしい甘さでこれがけっこううまい。
たねがありますが小さいので生食の場合あまり気になりません。
ただし、ジャムにするとたねが固くなり、少し気になります。
めんどうでも裏ごしするとよいようです。
この木、和名は「アメリカザイフリボク」なのですが、
やはり英名の「ジューンベリー」のほうがかっこいい。
余談ですが、「ヒメイワダレソウ」というグランドカバー向きの植物があるのですが
当店では「リピア」という名前で呼んでいます。
名前から受ける印象も大切ですよね。(oyaji)