四季咲き性のバラは、
咲き終わった枝をその都度切り詰めて肥料をやっておけば
1ヶ月も過ぎるとそこから伸びた新しい枝の先に
とりあえずポツポツと咲いてくれます。
当店のバラも
春一斉に咲いたあと咲き終わった枝を切り戻す程度の手入れしかしていませんでしたが
あまり見栄えのしない小ぶりの花ではありますが
とりあえずポツポツと咲いてくれています。
四季咲き性バラの一番の見頃はもちろん5月下旬ですが、
その次にいい花咲かしてくれるのが
暑すぎず寒すぎず気候のちょうどいい10月頃なのです。
どうせならこの10月のバラをできるだけ楽しもうということで
逆算するとちょうどこの時期(8月末〜9月上旬)にきちんと剪定をしておけば
花のきれいな秋のバラが楽しめるということになるのです。
ちょっと時期が遅くなってしまったけれど
本日残暑厳しき折がんばって剪定いたしました(笑)。
秋一斉に花を咲かすことが目的ですから
今どれだけ花がきれいに咲いていようと
どれだけりっぱなつぼみがあろうと
もちろんなんにもなかろうと
枝の先端が残らないようにきれいさっぱり切り戻します。
ただし、あまり先端の細い部分で切ってしまうといい芽が出てこないので
できるだけ鉛筆ぐらいの太さを目安に剪定します。
裏に隠れてしまって花殻を切り忘れた枝が残っていました。
養分をとられてしまうのでこれはダメですね。
もちろんこれも剪定します。
この時期あまり切り詰めると株が弱るので
全体を軽く切り戻すようなイメージで剪定すればいいと思います。
こんな程度にしました。
もちろん肥料をタップリあげることをお忘れなく。
きっといい秋バラを咲かせてくれることと思います。
ちなみに
おとなりのシルバープリペットみたいにしちゃったらだめですよ…
薄手の手袋で流血するのはもうイヤです(笑)
また秋に満開のバラを楽しみにしています。
使ってみるとあまりに調子いいので店でも販売することにしました。
ただし欠点が…。値段が高けー。
今度お店でチェックしてみます。